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NERO Chain、WebX 2024「Web3におけるカストディの重要性」パネルディスカッションにCEOジェイク・ストロースキーがモデレーターとして参加

(写真左から:ピーター・ボロヴィック、パスカル・ゴーティエ、チラーグ・ジェタニ、ジェイク・ストロースキー(モデレーター))

2024年8月29日、アジア最大級のイベント『WebX 2024』にて、NERO ChainのCEOジェイク・ストロースキーが「Web3におけるカストディの重要性」をテーマにしたパネルディスカッションでモデレーターを務めました。このパネルディスカッションには、BOSSウォレットの戦略担当副社長であるピーター・ボロヴィック氏、Ledgerの会長兼CEOであるパスカル・ゴーティエ氏、Diamante Blockchainの創業者兼COOであるチラーグ・ジェタニ氏が登壇し、Web3におけるカストディの重要な要素について意見を交わしました。

ディスカッションでは、各参加者が自己紹介を行い、それぞれのプロジェクトや現在の取り組みについて語りました。セッションでは、ユーザー体験とセキュリティのバランスの重要性が取り上げられ、ユーザーインターフェースの構築や教育の必要性について議論が進みました。

暗号資産業界においては、セキュリティや持続可能なトークンエコノミクスの重要性も言及され、量子コンピューティングの役割やセキュリティ対策の継続的な改善の必要性にも触れられました。さらに、トークン化が生活に与える影響やセキュリティの進化に伴う新たな脅威への対応の必要性も認識されました。

スマートフォンやIoTの普及に伴い、ブロックチェーン技術におけるセキュリティと使いやすさの課題が明確になり、利便性とセキュリティリスクのバランスを取ることが求められる状況が議論されました。AIの進化によりフィッシング攻撃やマルウェア、なりすましなどの脅威がますます強力で高度になる中で、こうしたリスクから身を守るためには、人々がセキュリティ対策を柔軟に適応させていくことが重要である、というメッセージが強調されました。

このディスカッションを通じて、ブロックチェーン業界の進化に必要なセキュリティとユーザー体験の改善に加え、ブロックチェーンの構造の変革が今後の重要な課題として浮かび上がりました。

「Web3におけるカストディの重要性」パネルディスカッションの登壇者紹介

(写真左から:ピーター・ボロヴィック、パスカル・ゴーティエ、チラーグ・ジェタニ、ジェイク・ストロースキー(モデレーター))

パスカル・ゴーティエ
Ledgerの会長兼CEO。消費者向けセキュアハードウェアや機関向けカストディソリューションの開発を手掛け、暗号資産やNFTの保管・管理を支援する技術を提供している。

これまでに、Kelkoo(後にYahooに買収)やCriteoでCOOとしてグローバル展開を主導し、またロンドンのVC企業Mosaic Venturesでベンチャーパートナーを務めた経歴を持つ。2019年からLedgerの会長兼CEOに就任し、Ledger Liveや次世代デバイスLedger Staxの展開、企業向けのLedger Enterpriseの立ち上げなどを通じて、暗号資産の所有とセキュリティの向上に貢献。

チラーグ・ジェタニ
Diamante Blockchain Holdings Inc.およびBlock Stack Pvt. Ltd.の創業者兼COO。フィンテック、ブロックチェーン、Web 3.0、宝石・ジュエリー業界で豊富な経験を持ち、戦略ビジョンの策定を担う。

革新的な製品やビジネスモデルの導入を通じて事業成長に貢献し、常に「不可能」に挑戦しながら、チームの活性化と新たな価値の創出に力を注いでいる。

ピーター・ボロヴィック
BOSSウォレットの戦略担当副社長。これまでに100以上のスタートアップや企業プロジェクトに携わり、トークノミクスやプロダクト戦略の専門家として活動。

Verizonとの「Full Transparency」、SPACE Protocol、GIANT Protocol、Healthchain、各種DeFiおよびNFTプロトコルへの取り組みに注力。Forbes、Business Insider、Yahoo! Finance、MSN、Bitcoinistなどのメディアで取り上げられ、世界中のブロックチェーン・暗号資産カンファレンスで講演。「Blockchain Applications in Finance」の著書。

ジェイク・ストロースキー(モデレーター)
NERO Chainの創業者兼CEO。物理学と電気工学を専攻し、米ノースロップ・グラマンや米空軍研究所での研究者として、レーザーシステムやコンピューターモデルの信頼性に関する論文を発表。

シカゴ・トレーディング・カンパニーやバロウストリートでの勤務を通じて、トレーディングとリスク管理に豊富な経験を積む。エネルギー特化型のボラティリティトレーディングファンドを共同設立し、3年連続で70%のリターンを達成、インターコンチネンタル取引所で世界トップ3にランクイン。

Cipher Technologies Managementではデジタル資産のトレーディングとリスク管理を担当し、OTC取引におけるISDA契約の基準や担保ロックボックス設計を開発。Dragonfly Capitalではボラティリティトレーディングファンドを開発し、初期のビットコインETF申請者の一人でもある。Layer 1ブロックチェーンプロジェクトCube.NetworkのCEOを経て、NERO Chainを設立。

𝕏: https://twitter.com/nerochain_io (グローバル)
https://x.com/nerochain_jp (日本)
Telegram: https://t.me/NerochainOfficial
NERO Chain ウェブサイト: https://nerochain.io/

NERO Chainについて

NERO Chainは、これまでに8万人以上がテストネットフェーズを体験しており、最先端のモジュラーブロックチェーン技術を活用して、日本および世界のプロジェクトの課題解決に貢献しています。10月下旬には、ガス代に使用するトークンを自由に選べる「AAプラットフォーム」をメインネットローンチとともに開始予定です。Web3におけるトークン流動性や地域ごとの利用状況の可視化といった課題に対応し、ビジネスモデルの改善を目指すプロジェクトを支援します。

日本発のグローバルチームで、数々のLayer-1ブロックチェーン技術やWeb3プロジェクトの開発に携わる経験豊富なエンジニアチーム、特にモジュラーチェーンのパイオニアとして注目を集めているエンジニアが集結しており、ブロックチェーンの開発・運営、サービス構築(トラディショナルファイナンス、トレーディング、リスク管理)、コンサルティングを行なっています。