Stacks保有者の出資により1,500万ドルの予算でスタートし、戦略的アドバイザーによるサポート体制
[2024年9月11日(水)] — 本日、Stacksエコシステムにおける新たな戦略的パートナーである「Stacks Asia Foundation」が正式に発足しました。同財団は、アジアにおけるStacksエコシステムの成長と発展をリードします。
アジア地域は、長年にわたりビットコインL2の成功にとって重要な役割を果たしてきました。非営利団体である同財団の取り組みは、DeSpread、Spartan Group、SNZといった市場のリーディング企業との戦略的パートナーシップにより支えられます。
アジアは、世界で最も活気があり、影響力のある市場の1つです。Stacks Asia Foundationの設立により、インフラプロバイダー、機関投資家、開発者、そしてブロックチェーン技術の未来を形作る思想的リーダーたちとの関係を構築し、発展させていくことが可能になります。
同財団は、韓国、香港、シンガポール、日本、東南アジア、UAEなど、アジア全域の主要市場において、双方に利益をもたらす関係を促進することを目指します。具体的な取り組みとしては、地域の開発者を支援するための戦略的パートナーシップやプログラムの実施、エコシステム内の重要な資産の流動性とアクセス可能性を確保するための取り組み、そしてビットコインDeFiエコシステムへの支援が含まれます。
Stacks Asia Foundationは、Stacks保有者からの1,500万ドルの資金提供で地域での活動を開始し、将来的にはさらなる助成金の可能性も検討されています。同財団は米国拠点のStacks Foundationとは独立した組織ですが、補完的な分野での協力を予定しています。
Stacksエコシステムに長年貢献してきたKyle Ellicott氏が、暫定的にStacks Asia Foundationを率いる予定です。Kyle氏は、スタートアップやベンチャーキャピタルにおいて15年以上の経験を持ち、Stacks Accelerator & Ecosystem Fund(現Bitcoin Frontier Fund)の立ち上げや、OKX VenturesやAlumni Ventures Groupなどの主要パートナーと共に1億6500万ドル規模の「Bitcoin Odyssey」ファンドの設立にも貢献してきました。
また、以下のリーダーたちがアドバイザーとして財団の形成に関与する予定です。今後さらにアドバイザーが加わる予定です。
- DeSpreadの創設者兼CEOであるGM Chung氏(韓国を拠点とするWeb3市場戦略コンサルティング企業)
- Spartan Groupの共同創設者兼パートナーであるMelody He氏(アジアを代表するブロックチェーンアドバイザリー企業)
- Stacks FoundationのエグゼクティブディレクターであるMitchell Cuevas氏
最初の目標の1つは、各地域の主要市場におけるリージョンリードの採用です。彼らはそれぞれの市場における主要な目標を定義し、地域のコミュニティやパートナーとの連絡役を務め、Stacks Foundationと緊密に連携して開発者支援や教育活動を推進していきます。
Stacks Asia Foundationは、次の3つの柱に基づいて活動を展開します。
- リレーションシップ: Stacksレイヤーにおける重要な統合を推進し、機関投資家との深い関係を構築し、投資家教育を提供。
- マーケット: 重要なエコシステム資産へのアクセスと流動性を強化。
- アダプション: StacksにおけるTVL(スマートコントラクトで運用されるビットコイン資産)の推進、地域での認知度向上、およびユーザー増加を支援。
Stacks Asia Foundationの設立は、アジアにおける既存の強力な地域的プレゼンスのさらなる拡大を意味します。アジアは、Stacksが初期のトークンセールから大規模な参加を得てきた市場であり、強力な投資家基盤を持っています。また、アジアは常に暗号通貨の革新と採用の最前線にあります。
この地域の市場は、単なる参加者ではなく、暗号経済の未来を形成する主要なプレーヤーです。専任のチームを設置することで、グローバルなStacksコミュニティは、アジア全域でビットコインの活用をさらに推進していくという強いコミットメントを示しています。
ビットコインレイヤーの可能性が世界的に注目される中、アジアの重要性はますます大きくなっています。
- DeSpread創設者兼CEO GM Chung氏
- Spartan Group共同創設者兼パートナー Melody He氏
詳細は、Stacks Asia Foundationのウェブサイトをご覧ください。また、今後展開される新たな取り組みやプロジェクトについての情報は、公式Twitterアカウント(@StacksAsiaOrg)でご確認いただけます。
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