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ファイルコイン(FIL)|投資情報・リアルタイム価格チャート

ニュース 基礎情報
08/19 (月)
ブラックロックの仮想通貨ETF運用資産額、グレースケールを抜き去り世界1位に 
世界最大の資産運用会社ブラックロックが、仮想通貨ETFの運用資産でグレースケールを抜き、仮想通貨ファンドマネージャーとしても世界の首位に立った。
CoinPost
07/18 (木)
グレースケール、仮想通貨NEARやRNDRなどに投資する分散型AI関連ファンドを販売開始
米大手仮想通貨投資会社グレースケールは、新たに分散型AI関連のファンド(投資信託)をローンチした。投資割合はNEAR(31.87%)とFIL(30.03%)が最も高い。
CoinPost
03/29 (金)
ファイルコイン(FIL)ステーキング大手、Glifがポイントプログラム開始
暗号資産(仮想通貨)ファイルコイン(FIL)の、ステーキング・プロトコルGlifがポイントプログラムを開始した。FILトークン保有者は流動性プールにFILを預けることで、Glifのネイティブ・リキッド・リース・トークンである「iFIL」を受け取り、運用できる。
CoinPost
03/07 (木)
コインベース、AIトークンの潜在的価値が過大評価されている可能性=レポート
今回のレポートで仮想通貨RenderやFilecoin、Arweaveなどのユースケースが取り上げられ、分散型計算のメリットとデメリットについて分析された。
CoinPost
02/24 (土)
分散型物理インフラ「DePIN」として再注目されるプロジェクト3選
2024年のトレンドに浮上するDePIN(分散型物理インフラネットワーク)について解説します。トークンエコノミーを駆使し、P2Pインフラの構築・運営を革新するDePINの概要や、注目プロジェクト、トークンインセンティブの詳細を紹介。
CoinPost
02/19 (月)
分散型ストレージ「Filecoin」がソラナと提携
分散型ストレージネットワークのファイルコインは、ソラナ(SOL)との戦略的提携を発表。ファイルコインの分散型ストレージ機能を活用することで、ソラナはネットワークの信頼性、拡張性及びセキュリティの向上を目指す。
CoinPost
01/23 (火)
バイナンス対SEC裁判で口頭弁論、仮想通貨の証券性が焦点に
大手仮想通貨取引所バイナンス(グローバル版)に対する米証券取引委員会の訴訟の審議が開催され、エイミー・バーマン・ジャクソン判事は、仮想通貨の証券性をめぐる議論に焦点を当て、双方に具体的な内容について問い質した。
CoinPost
01/05 (金)
米SEC、コインベースとバイナンスに対する訴訟でTerraform Labsの判例を引用
米証券取引委員会は、米大手仮想通貨取引所コインベースに対する訴訟で、追補判例通知を提出。Terraform Labsの最新の判例を考慮するよう、裁判所に求めた。また対バイナンス訴訟においても、同様の追補判例通知を提出した。
CoinPost
09/15 (金)
「仮想通貨の強気相場は来年から」アーサー・ヘイズ氏予想
BitMEXの共同創業者で元CEO、アーサー・ヘイズ氏が、仮想通貨を含むリスク資産にとって「大恐慌以来最大の強気市場を2024年に迎える」との見解を示した。マネーサプライ(流動性)の増加、及び技術革新という二つの要因が同時に存在することで、市場が押し上げられるとした。
CoinPost
07/21 (金)
ビットメイン、ファイルコイン(FIL)向けのマイニングマシン発売
仮想通貨マイニング機器大手ビットメインは、初めてファイルコイン向けのマイニングマシンを発売する。なお、米SECはファイルコインを有価証券とみなしているところだ。
CoinPost

Filecoin(FIL)の概要

Filecoinは、次世代通信プロトコルおよびストレージ技術として注目される、「IPFS」技術を用いた分散型のP2Pストレージネットワークだ。

FilecoinプロジェクトはProtocol Labsにより2014年に設立。2017年にICOが実施されると当時2億6千ドル(約300億円)近くをETH建てで調達し、2020年10月にメインネットがローンチされた。

現在、全世界には約50%の利用されていない余剰ストレージが存在するといわれており、Filecoinプロジェクトは、この余剰ストレージを貸し借りするためのプラットフォームを提供する。

本稿執筆時点(21年12月)において、世界中の数百のストレージプロバイダーがFilecoinネットワークに参加しており、Filecoinは8エクサバイト(1エクサバイト=100万テラバイト)のストレージ容量を提供している。

Filecoinプロジェクトは、現行のHTTPに代わる新たな基幹技術である「IPFS(Inter-Planetary File System)」を利用して、P2Pのクラウドストレージサービス(インターネット上のファイル共有サービス)を構築する。

すでにIPFSを採用する企業は多数存在しており、代表的なのがNetflixやGoogleなどのいわゆるテックジャイアントだ。また、Web3.0の事例として有名なプライバシーを重視した高速かつ安全な次世代ブラウザ「Brave」ではすでにIPFS上のコンテンツをサポートしている。

現在ファイルコインの新規発行料は1日辺りで約648,000FILだが、21年4月15日以降はおよそ280,000FILと新規発行料が約57%減少する見込みだ。

ビットコインの「半減期」や一部トークンの焼却(バーン)と同様、トークンの発行量(供給)が減少することで希少価値が増すことになる。

これは、ファイルコインのSAFT(Simple Agreement for Future Tokens)に基づくもの。SAFTは、割引された仮想通貨の配当を約束する代わりにプロジェクトへの出資を求める一種の投資契約で、米国で行われるSAFE(将来株式取得略式契約)という資金調達スキームと類似する手法となる。