はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

トランプ夫人の公式ミームコイン「MELANIA」ローンチ 先行していた「TRUMP」は急反落

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

公式トークン「MELANIA」リリース

米国ドナルド・トランプ次期大統領の夫人である、メラニア・トランプ氏は公式ミームコイン「MELANIA」のローンチを発表した。

DEXscreenerによると、トークンは立ち上げ直後に一時的に14ドルに達し、記事執筆時現在は下落して8ドル前後で取引されているが、変動が激しい状態だ。時価総額は80億ドル(約1.2兆円)を超えている。

一方で、ドナルド・トランプ氏の公式ミームコイン「TRUMP」は、「MELANIA」のリリースの後、急落している。記事執筆時現在で41ドル前後で取引されており、高値の約74ドルから約45%下落した格好だ。

この出来事については、業界内部から戦略的に未熟だったとの声も上がっている。

例えば、レイヤー1ブロックチェーン「Monad」のケヴィン・マッコーディック氏は、トランプ氏のミームコインが波に乗っていたのに、「MELANIA」のリリースでそれが台無しになったと意見した。投機筋によるトランプコイン(TRUMP)の資金移動のほか、批判が強まる懸念があるためだ。

また、コインベースの製品ビジネスオペレーション責任者を務めるコナー・グローガン氏は、メラニア氏のミームコインは、トランプ氏のコインを担当したのとは違うチームが立ち上げたのではないかと推測した。

トランプ氏のプロジェクトのウォレットがマルチシグを採用していたのに対し、メラニア氏のトークンを立ち上げたウォレットはそれを採用していないように見えることや、ソラナ(SOL)のミームコインローンチパッド「Pump.fun」で取引していたことなど違いを指摘している。

その上で、「MELANIA」トークンは公式のものであると思われるが、チームのやり方は素人のようだとも評した。

関連トランプ次期大統領が公式ミームコイン「TRUMP」発行、価格は20倍暴騰

ミームコインとは

インターネット上で話題になることで人気を集めるコイン。代表的なものにイーロン・マスク氏がSNSで言及することで取引量が急増したドージコイン(DOGE)がある。2020年にドージコインを踏まえてリリースされたSHIBA INU(SHIB)も存在。

▶️仮想通貨用語集

「MELANIA」トークンの概要

「MELANIA」トークンは、ソラナのブロックチェーン上で発行されており、デビットカードか暗号資産(仮想通貨)で購入できる仕組みだ。また、収集や娯楽目的でのみ提供されており、金融商品や投資商品ではないとしている。

「MELANIA」トークンの公式サイトによると、総供給量のうち45%のトークンがコミュニティ、公開配布、流動性提供に割り当てられる。また、20%がプロジェクトの資金に、35%がチームに配分される。

これについては、ブロックチェーン分析会社バブルマップスが、現在のところ配分計画とは異なり、一つのウォレットがトークンの約90%を保有していると指摘した。

開示文書によると、メラニア氏のトークンは、講演謝金や以前のNFT(非代替性トークン)の売り上げを受け取るためにメラニア氏が設立した企業MKT Worldが立ち上げた。

トランプ氏のトークンに比べると、内部チームへのトークン割り当ては少ないものの、権利確定期間(vesting period)は13か月と短い。この期間は、関係者がトークンを完全に所有する権利を得るまでの期間であり、この期間が過ぎるまでは資産の一部を自由に売却・譲渡することができない。

また、内部チームが最初に一部のトークンの権利を得られるまでの「クリフ期間」は30日と定められている。

関連:ミームコインとは?買い方・探し方 PEPEやBONKをDEXで購入する方法

ドージコイン|投資情報・価格チャート
CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
01/21 火曜日
15:00
Paymasterがもたらすブロックチェーンの新時代、ガス代問題を解決する革新的な仕組み|NERO Chain寄稿
イーサリアムのアカウントアブストラクションの一環として開発されたPaymasterにより、ユーザーはネイティブトークンを持たずにガス代を支払うことが可能に。開者側のマーケティング機会拡大やエコシステムの活性化など、Web3普及における新たな可能性を解説。
14:00
Googleトレンドで「仮想通貨の買い方」検索数が急増、トランプ大統領公式ミームコインが影響
Googleトレンドで、仮想通貨関連の用語検索が最高スコアの100に達するものが相次いでいる。その火付け役となったのが、1日で時価総額1兆円越えを達成したトランプ大統領の公式ミームコイン「TRUMP」だった。
12:32
トランプ就任演説「ビットコイン」への言及なしで失望売り、TRUMPやMELANIAは思惑先行の乱高下
暗号資産(仮想通貨)相場はトランプ大統領就任演説で暗号資産への言及はなく、失望売りが先行した。とはいえ、SECゲンスラー委員長が辞任するなど規制緩和期待は継続する。上場投資商品への資金流入は過去最大の22億ドルを記録し、運用資産総額も1,710億ドルと過去最高を更新した。
11:40
アルトマン氏、ChatGPT最新モデル「o3」への過度な期待に警鐘 AGI実現は否定
OpenAI創設者のサム・アルトマン氏は最新モデル「o3」へ期待し過ぎないよう呼びかけた。一方で将来的なAGI開発への自信も示していた。
10:55
トランプ就任初日、期待された仮想通貨関連大統領令は署名されず
トランプ米大統領は就任した初日、仮想通貨に関する大統領制に署名することはなかった。これを受け、市場は失望売りが継続しビットコインが続落した。
10:12
イーサリアム財団、DeFiでETHを運用へ
イーサリアム財団は、DeFiのエコシステムに参加するために新たに仮想通貨ウォレットを作成。まずは5万ETHをウォレットに送金し、今後も金額を増やすと説明しており、DeFiで運用するとみられる。
10:09
NTTデジタル、Web3活用の企業横断型NFTキャンペーンを開始 サンリオ「はぴだんぶい」とコラボ
NTTデジタルが、サンリオ「はぴだんぶい」とコラボした企業横断型NFTキャンペーン「はぴウェル応援団」を開始。web3 Jamに参画する22社と連携し、オリジナル3DアニメーションNFTの獲得や賞品が当たる抽選を通じて、ウェルネスな習慣づくりを促進する。
09:35
イーロン・マスク氏ら率いる政府効率化局(D.O.G.E)に複数訴訟
米トランプ新政権でイーロン・マスク氏率いる政府効率化局に対し、複数の訴訟が提起された。不透明な運営体制を問題視している。
08:35
ビットコイン最高値更新とミームコイン旋風、トランプ新大統領に左右|仮想NISHI
仮想通貨市場は、トランプ陣営の動きに大きく影響を受け、非常に高いボラティリティとなった。特にトランプ大統領が公認するミームコイン「OFFICIAL TRUMP」の驚異的な上昇やビットコインが史上最高値を更新したことが注目された。
08:10
トランプ政権、ミームコイン時代を加速か 専門家「2028年まで止まらない」
トランプ大統領が先週末に公式ミームコイン「TRUMP」および「MELANIA」を発行したことを受け、仮想通貨市場におけるミームコインの新時代が幕を開けたとの見方が広がっている。
07:35
トランプ大統領のワールド・リバティ、25億円相当のイーサリアムをステーキング
トランプ一族が支援するDeFiプロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル」は先週末大量に購入した仮想通貨イーサリアムをLidoを使ってステーキングした。
07:20
エルサルバドル、ビットコイン11BTCを買い増し
エルサルバドルは、仮想通貨ビットコインを11BTC買い増し。総保有量は6,044BTCまで増え、その価値は975億円相当になった。
06:15
コインベース、トランプ大統領のミームコイン「TRUMP」を現物上場
米仮想通貨取引所コインベースは21日、トランプ大統領による公式ミームコイン「TRUMP」の新規上場を実施する予定を発表した。
06:00
仮想通貨支持派のウエダ氏が米SEC委員長代行に就任  ゲンスラー氏退任
米ホワイトハウスは21日、トランプ大統領が証券取引委員会(SEC)の共和党委員であるマーク・ウエダ氏を同委員会の委員長代行に指名したと発表した。
05:45
トランプ一族の「WLFI」、7.3億円相当のビットコインを購入 
トランプ一族が推進する仮想通貨DeFiプロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル」は、トランプ大統領の就任式に際し、7.3億円ビットコインを購入したことが判明した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧