米国市場へ本格参入
日本発パブリックブロックチェーンのAstar Network(ASTR)は13日に仮想通貨取引所Binance.USに新規上場した。
ご報告🎉 Astarのネイティブトークンである $ASTR がBinanceアメリカ(Binance US)に上場しました。これまでアメリカにリーチできていませんでしたが、これから本格的にアメリカ進出して攻めに行きます。引き続き応援よろしくお願いします。#アメリカ進出https://t.co/XfR8Aqv3Qj
— 渡辺創太 Astar Network (@Sota_Web3) September 13, 2022
ASTRの取引は日本時間14日21時(EDT 8時)より開始し、ASTR/USDとASTR/USDTの通貨ペアとして提供される。
Binance.USへの新規上場はASTRの米国初の取り扱いになる。バイナンスグローバル版には今年の2月に上場していた。
「Astar Network」は、異なるブロックチェーンの相互運用を実現するポルカドット(DOT)のネットワークに接続するための枠を勝ち取ったブロックチェーン。「dApp Staking」と呼ばれる、開発者に報酬を与えるシステムが採用されている。Astarの中核企業であるStake Technologies株式会社(本社:シンガポール)は日本人の渡辺創太氏が代表を務める企業で、日本・海外のブロックチェーン企業との協業を加速させているところだ。
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渡辺CEOは自身のnoteで「Web3においては現時点でアメリカが1番大きなマーケットであり、今後グローバルスタンダードなレイヤー1ブロックチェーンを目指す上でアメリカで高いプレゼンスを出すことは必要不可欠です。我々は日本発のパブリックブロックチェーンとしてアジアで勝負するだけではなく、将来的にはアメリカのチームが主力となるくらいアメリカでも本格的に勝負をしていきたいと考えています」と語っている。
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