はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

上値の重さ目立つビットコイン、Aptos(APT)が大手取引所に一斉上場

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マクロ経済と金融市場

昨日の米NY株式市場では、ダウが続伸。前日比337ドル(1.1%)高で取引を終えた。昨日に引き続き、米主要企業の四半期決算が好感された。

一方、FRBの金融引き締めの長期化観測などを背景に、米債券市場では長期金利の指標となる10年債利回りが4.0%台で高止まりしており、リスク資産の押し下げ要因となっている。4.0%台は、2010年4月以来の水準だ。

US10Y/月足

仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコインは前日比1.29%安の19,297ドル。

BTC/USD日足

ダウが前日比で1.1%、ナスダックが0.9%続伸したのに対し、仮想通貨市場は反落しており、上値を重さを印象付けた。

トロン(TRX)創業者のジャスティン・サン氏は、暗号資産(仮想通貨)の全面規制を敷く中国政府について、”新たなリーダーシップ”を示唆。経済政策を含め、今後1〜2ヶ月間で方針に変化が見えるかも知れないとの見立てを示した。

ブルームバーグTVのインタビューで明かした。

ジャスティン・サン氏は今月、香港の投資会社About Capital ManagementのM&Aファンドによる買収を発表した大手暗号資産取引所「Huobi Global(フォビグローバル)」の顧問として就任した。

Huobi Globalが設立したグローバル諮問委員会の5人のメンバーにも参画する。

買収報道を受け、フォビ トークン(HT)価格が高騰。19日時点で前月比69.2%の7.52ドルまで上昇した。

また12日には、カリブ諸島に浮かぶドミニカ国が、トロン(TRX)の基盤となるトロンチェーンを国の公式インフラとして認定したことを発表した。

条例の施行で 仮想通貨トロンを法定通貨化し、世界的な観光地としての認知度を高めるため、ファントークンであるドミニカコイン(DMC)発行を見据えているとされる。

関連:ドミニカ国、TRXなど国家通貨として承認 

アルトコイン相場

アルト市場の個別銘柄では、昨日メインネットローンチに漕ぎ着けたAptos(APT)が、コインベースやバイナンスなど主要取引所に一斉上場。バイナンス、FTX、OKXでは、永久先物取引がローンチされた。

テストネットのNFT保有者に向けた約150APTのエアドロップも実施され、現物取引ではUSDT建で一時100ドル、BUSD建で一時59.3ドルまで急騰後に反落。12時時点では7ドル台で推移している。

APT/USD 15分足

関連:Aptos上場初日、一時100ドルも

Aptosは、旧フェイスブック(Meta)が開発したプログラミング言語「Move」を採用する新興レイヤー1チェーン。イーサリアム(ETH)などで主流の「Solidity」よりも安全性などの面で優れている。

秒間トランザクション数(TPS)130,000を標榜していたが、現時点では処理速度を発揮しきれず、一部で批判的な声も上がった。

Aptosは今年7月、FTX Venturesが主導するシリーズA資金調達ラウンドで、1億5000万ドル以上を調達。時価総額は10億ドルを超えている。

Aptos公式サイトでは、トーケノミクスの概要も発表された。

メインネットにおけるAptosトークン(APT)の最初の総供給量は、10億トークン。

内5.1億APTは、助成金やインセンティブなどの目的でコミュニティに割り当てられ、4.1億APTは財団、及び投資家が保有。10年間に渡って定期的にアンロックされる。

出典:APTOS

より包括的な詳細は近日中に公開される見通しで、今後とも注目が集まりそうだ。

関連:Aptos、Sui、Linera—注目のDiem(旧Libra)系L1チェーンを比較|前編

関連:クリプト指標導入「CoinPostアプリ」の使い方をトレーダー目線で解説

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/01 日曜日
11:31
1400万円台で推移のビットコイン、この先は激しい上下の値動きに注意|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリストが、1400万円台で推移する今週のビットコイン(BTC)相場を分析。10万ドルの壁を突破できれば、FOMOによって相場が走ると想定するも、CMEのビットコイン先物では7.8万ドル〜8万ドルの間に窓が開いている点にも言及した。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|XRPやSOLOなどの価格高騰に高い関心
今週は、仮想通貨XRPやSOLOなどの価格高騰、ビットコイン売却観測に対するマイクロストラテジーのマイケル・セイラー会長の対応、ビットコイン長期保有者の売却に関するニュースが最も関心を集めた。
11/30 土曜日
20:10
ビットコインは今後どうなる?2025年に向けた注目点、価格予測
ビットコインは2024年初から高騰して1400万円を突破し10万ドルに迫る。トランプ大統領の返り咲きと政権交代、ETF上場、FRBの金融緩和という3つの大きな変化を背景に、主要金融機関は2025年の価格予測を公開。機関投資家の参入と半減期後の需給動向から、今後の展望を徹底解説します。
13:35
米FRB利下げが仮想通貨・株式市場に与える影響は? バイナンスリサーチ分析
バイナンスリサーチが、FRBの利下げがビットコインなど仮想通貨や株式市場に与える影響を分析するレポートを発表した。
11:45
フランス高級デパートが仮想通貨決済を導入、バイナンスペイなどと提携
フランスの高級デパート「プランタン」は今週、欧州初の事例として仮想通貨決済を導入することを発表した。
10:50
ロシア、仮想通貨マイニングに課税制度を導入 プーチン大統領が法律に署名
ロシアで仮想通貨マイニング収益への課税を規定する法律が成立した。ロシアは国際取引での仮想通貨決済も限定的に解禁している。
10:10
承認間近か、リップルのステーブルコイン「RLUSD」 ニューヨークで
FOXビジネスの29日の報道によれば、米ニューヨーク州の金融規制当局が、リップル社の新しいステーブルコイン「RLUSD」を承認する可能性が高まっている。ニューヨーク州金融サービス局は、12月4日を目処にRLUSDを承認する見込みだという。
09:25
「今日のミームは明日のETFになる」ドージコイン現物ETFの実現可能性は? アナリストが見解
ドージコインは元々ジョークとして始まったが、現在では時価総額約620億ドルの第7位の仮想通貨に成長。アメリカの新政権の動きや仮想通貨規制の進展を背景に、ドージコインETF承認への期待が高まる中、ウォール街の反応や今後の展望を探る。
08:20
9.2億円で落札したバナナのアート、トロンのサン氏が試食
仮想通貨トロンの創設者であるジャスティン・サン氏が、ダクトテープで壁に貼り付けられたバナナという概念的なアート作品「コメディアン」を9.2億円で落札し、世界中から注目を集めた。
07:40
Hyperliquid、早期ユーザーにエアドロップ実施
L1ブロックチェーンやDEXを提供するHyperliquidは、仮想通貨HYPEのエアドロップを実施。Hyperliquidは公平な金融システムの構築を目指すプロジェクトである。
07:05
400回以上の死亡宣言を乗り越えたビットコイン、10万ドルに向かって反発
仮想通貨ビットコインは400回以上「死亡」宣告されながらも、驚くべき復活と成長を遂げている。単なる通貨や投資手段を超えた存在となり、従来の金融システムに挑戦する技術として認識されつつある。
06:30
仮想通貨XRP、17%以上の上昇 現物ETF実現とリップル裁判取り下げへの期待が背景
仮想通貨XRPが30日、2021年5月以来の高値を記録した。最近のXRPの価格続伸は、現物ETFの可能性と米証券取引委員会の今後の変化への期待に支えられている模様だ。
11/29 金曜日
18:00
メタマスクの使い方、仮想通貨の送金や交換、便利機能を図解で簡単に
MetaMaskのインストール方法から送金手順、暗号資産(仮想通貨)取引所への送金や取引所からの出庫方法、セキュリティ対策までを初心者向けに詳しく解説。自己管理型ウォレットの基本知識を身に付けましょう。
14:30
「ステーブルコインは最初のキラーアプリ」=スタンダード・チャータード銀レポート
英大手スタンダード・チャータード銀行は、Zodia Marketsと共同執筆したステーブルコインに関するレポートで、近年、仮想通貨取引以外の用途にステーブルコインが使用されるケースが顕著に増加しており、「仮想通貨初のキラーアプリ」となる可能性が高いと指摘した。
13:40
日本主権型L1チェーン、「Japan Smart Chain」開発スタート
千葉工業大学学⻑の伊藤穰一氏らが新企業を設立し、日本の環境に最適なイーサリアム互換L1ブロックチェーンを開発すると発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧