FTXやソラナベンチャーズ、110億円規模のメタバースファンドをローンチ

メタバース投資ブーム

大手暗号資産（仮想通貨）取引所FTX、ソラナベンチャーズ、及びVCのLightspeedは5日、110億円規模のメタバースファンドをローンチすることを発表した。

関連：次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは｜ブロックチェーンとの関係も解説

この大型ファンドは、ソラナ（SOL）ブロックチェーンを利用するゲーム（モバイルとデスクトップ）の開発を支援するもので、LightspeedのパートナーAmy Wu氏はSNSで「ゲーミングは数十億のユーザーをウェブ3の世界へ呼び込むポテンシャルを持っている」とコメントした。

We're *really* excited to be working with some of the best partners we've had to build out what might be the biggest growth area in the sector: web3 + gaming + NFTs.

Or, I guess, "the metaverse" as it's now known. https://t.co/x2L4MTY9iI

— SBF (@SBF_FTX) November 5, 2021

FTXとLightspeedは今週、いくつかのNFT・ブロックチェーンゲームへの出資も実施したところだ。FTXはメタバース（仮想空間）ゲームプラットフォームMythical GamesとFarawayというNFTゲームスタジオに出資し、LightspeedもFarawayに出資したことが判明。LightspeedはEpic Gamesや1047 Gamesといったゲームスタジオにも投資している。

関連：a16zやFTX、メタバース「Mythical」の170億円調達を主導

フェイスブックが先週「Meta（メタ） 」に改名したあと、メタバース関連の大型投資は相次いで報じられている。ソフトバンクグループのVision Fund 2がメタバースゲーム「The Sandbox」の100億円の調達ラウンドを主導した事例や、米著名VCのa16zなどが新規メタバースファンドに110億円（1億ドル）を出資した事例がある。

関連：大企業の関心集める「NFT」の魅力とは｜主な特徴と将来性を解説

CoinPost App DL