ハリウッドのスーパーチャージで利用可能
米電気自動車テスラのElon Musk CEOは、特定のスーパーチャージ施設で暗号資産(仮想通貨)ドージコイン(DOGE)の利用を可能にする計画を明かした。
利用可能な場所は、南カリフォルニア州のサンタモニカ市・ハリウッドエリアにある新たなスーパーチャージ施設になる模様だ。「Tesla Console」の創設者Rayan Zohouryがサンタモニカ市のスーパーチャージのオープンについてツイートした際、Musk氏は返事で「スーパーチャージだけでなく、未来的な簡易食堂やドライブスルーシアターの立ち上げも計画しており、当然ドージコイン(DOGE)支払いは可能になる」とコメントした。
And futuristic diner / drive-in theater planned for Hollywood area!
— Elon Musk (@elonmusk) February 19, 2022
テスラは今年1月、ドージコインによるテスラグッズの決済オプションを導入し対応を開始した。ドージコイン決済はテスラ車ではなく、一部のグッズにおける利用に限定されている。
Musk氏はドージコインの支持者で、過去にはドージコイン決済の利点を提唱していた。
テスラはビットコインを保有する大手上場企業としても知られている。同社は21年2月、総額1,700億円に相当するビットコイン(BTC)を、会社の資産として初めて購入し、同年1Q(1月〜3月)にその10%売却。ビットコインの売却はこれまで一度のみで、2021年12月31日時点ではビットコイン保有額の公正価値が約2,300億円だったと年次報告書で伝えている。
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