3銘柄を追加
米最大手暗号資産(仮想通貨)投資企業グレースケールは6日、「Digital Large Cap Fund」にアバランチ(AVAX)、ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)を新たに組み入れたことを発表した。
Digital Large Cap Fundとは、グレースケールが提供する時価総額上位の銘柄で組成される投資信託。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)は以前より入っており、昨年10月にはソラナ(SOL)とユニスワップ(UNI)が新たに加わった。
今回ではAVAXやDOTを加える一方、DeFi投資信託の「Grayscale DeFi Fund」ではSushiSwap(SUSHI)とSynthetix(SNX)は時価総額に関する条件を満たしていない理由として除外された。
Digital Large Cap Fundの現在の運用銘柄は下図通り。運用資産総額は執筆時約560億円に相当する。
また、グレースケールは3月に、スマートコントラクトプラットフォームに特化した投資ファンドを新たにローンチ。このファンドは、エイダ(ADA)やソラナ(SOL)、アバランチ(AVAX)、ポリゴン(MATIC)といったスマートコントラクトプラットフォーム関連銘柄に資金を配分して投資を行っており、運用資産総額が執筆時約5.6億円になっている。
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