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コインチェックIEO第3弾、「BRIL」が注目される3つの理由

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Coincheck IEO第3弾

暗号資産(仮想通貨)取引サービス「Coincheck」を運営するコインチェック株式会社は、2024年5月27日(月)12:00から「Coincheck IEO」で暗号資産ブリリアンクリプトトークン(BRIL)の抽選申し込みを開始し、6月10日12:00まで申し込むことができます。

これは国内IEOとして6例目となります。CoincheckのIEOは、過去の実績から国内で最も注目を集めるIEOプラットフォームとして確立されており、親会社マネックスグループの信頼性や国内最多水準の201万口座(2024年4月時点)の顧客基盤と相まって、投資家の間で大きな期待を集めています。

2021年7月に実施した国内初のIEO「パレットトークン(PLT)」では、強気相場の地合いの良さもあり上場初日から活発な取引が見られ、上場3日目には公募価格4.05円から20倍以上の94円台まで一時急騰しました。

後発した国内他社のIEOでは、十分な成果を得られないものもある中、2023年2月にCoincheckが実施した2例目のIEO「フィナンシェトークン(FNCT)」では、弱気相場の最中にもかかわらず、初値ベースで40%の投資リターンを記録しました。

市場参加者の中には、プロジェクト分析に基づき、ブリリアンクリプトトークン(BRIL)のIEOに対して強気の予測を示す方も多くいます。その根拠として以下の点が挙げられます。

3つのポジティブな要因
  1. 発行企業の信頼性:BRILを発行する株式会社Brilliantcryptoが、オンラインゲーム業界でトップクラスの実績を持つコロプラの100%子会社であること。
  2. トークン設計の綿密さ:BRILの供給が厳格に制限されており、売却圧力が抑えられていること。
  3. プロダクトの将来性:明確なロードマップがあり、プロダクトがまだスタート段階にあること。

この記事では、BRILのIEO条件やゲーム内容について詳しく比較し、BRILのIEOに対する期待値を検証します。

目次

ポジティブな要因①:大手ソシャゲ開発コロプラの新規事業

今回のCoincheck IEOにおけるブリリアンクリプトトークン(BRIL)のIEOは、国内初の東証プライム市場上場会社100%子会社が発行する暗号資産の上場となります。Web3ゲーム市場には長らくキラーコンテンツが求められてきましたが、Web2の実力派企業であるコロプラの参入は非常に注目されています。

Brilliantcryptoの親会社である株式会社コロプラは、全盛期はスマートフォン向けゲームの開発・運営においてパズドラ開発のガンホーやモンスターストライク開発のミクシィと並んで業界トップクラスの売り上げを叩き出し、2014年には時価総額が4450億円に達するなど、一時的にスクウェア・エニックスなどの大手ゲームメーカーを凌ぐ規模となったこともありました。

コロプラは位置情報ゲームの先駆者でもあり、ドラゴンクエストウォークの共同開発としてスクエニと提携しています。

コロプラは「白猫プロジェクト」や「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」といった大ヒット作を有しており、白猫プロジェクトは現在も「鬼滅の刃」とのコラボガチャや、スピンオフ作品『白猫GOLF』の約170ヶ国への配信など、積極的に展開しています。

Brilliantcryptoは、コロプラの創業者である馬場功淳氏が自ら率いるプロジェクトです。馬場氏は、CoinPost企画・運営の国際カンファレンスWebX 2023で、Play to Earn領域における新しいゲーム開発プロジェクトの発足を大々的に発表しました。

馬場氏は、Brilliantcryptoの代表取締役社長として、自社発行の仮想通貨「トークン」の取引所上場に向けた事業計画や目論見書の作成など、必要な体制づくりを主に担っています。

コロプラが今、ブロックチェーンに注力する理由

コロプラの取締役CFOであり、Brilliantcryptoの取締役も兼務する原井義昭氏によると、コロプラは4年前からブロックチェーン技術への本格参入を検討してきました。この技術の分散型で強固なセキュリティと、個人間で様々な取引が可能となる仕組みに着目し、多額を投資してきたVRやAIと組み合わせることで、非中央集権的なゲーム運用を目指しています。

Brilliantcryptoのゲームは、デジタル資産(宝石)の原石を採掘するという単純な要素に留まりません。多くのプレイヤーがゲーム内で価値ある宝石NFTを生み出し、それをメタバース(仮想空間)内で流通させることで、一つの大きな経済圏を形成することを目指しています。

Brilliantcryptoの一部はAI駆動。分散型システムにより、ゲームの公平性が担保され、どの鉱山からどの宝石(NFT)が出るか予測不可能。機械学習による不正検知の仕組みも導入予定
 出典:Brilliantcrypto

Brilliantcryptoは世界市場への進出を目指し、パリ・サンジェルマンとスポンサー契約を締結。世界初のデジタル宝石ファンドを総額100万ドル(1.4億円)規模で設立するなど、ユーザーコミュニティの形成やマーケティング活動にも力を入れています。

ポジティブな要因②:需給面(BRILの供給制限)

BRILのIEO販売概要の中でも、注目すべきポイントは販売総数が総発行量の7%と低いことです。これは、過去のCoincheck IEOでのPLT(23%)やFNCT(13%)と比べても顕著です。

トークン BRIL FNCT PLT
発行体 ㈱Brilliantcrypto
(コロプラ100%子会社)
㈱フィナンシェ ㈱HashPalette
IEO時期 2024年5月 2023年3月 2021年7月
販売総数
/総発行数
0.7億枚/10億枚 26億枚/200億枚 2.3億枚/10億枚
公募価格 21.6円 0.41円 4.05円
初値 2.07円 6.00円
最高値 3.10円 94.80円
調達目標額 15.12億円 10.66億円 9.3億円
抽選倍率 18.78 24.11

BRILの場合、IEO販売分を除く93%は発行者が保有しますが、総発行量の70%がゲーム報酬に割り当てられています。他の多くの分散型プロジェクトがコアチームや初期投資家にトークンの過半数を配分していることで、売り圧力が懸念される中、Brilliantcryptoはコミュニティファーストの姿勢を示していると言えます。

さらに、開発・マーケティングに充てられたBRILはロックアップされ、計画的にリリースされます。これにより、トークンの供給量を絞り、過度な売り圧力リスクを緩和することができます。Coincheck IEOの報酬も日本円で支払われる点も一つの懸念を払拭させます。

アロケーションの解除と市場流通量 出典:Brilliantcrypto

15.1億円の調達資金の使途としては、多くがマーケティング(45%)およびオペレーション(40%:暗号資産交換業者などへの支払いを含む)に使用され、グローバルな需要促進に活用される予定です。

BRILの供給が制限される間に、Brilliantcryptoのユーザー基盤が拡大すれば、BRILの需要増加とともに価格上昇が期待できます。

短期的な勝率を高める施策

IEOという短期決戦においても、戦略的なマーケティング施策が組まれています。

IEOの取引初日の買い需要を推し量る「申し込み(抽選)倍率」を高めるために、申し込み口数に応じてチャンスが拡大する総額100万円相当のBRIL獲得キャンペーン(申し込み初日限定)が実施されます。

さらに、公平かつ初心者に優しい抽選システムが導入され、より多くの小口投資家の参加を促しています。

BRILの販売総数は最大28万口であり、1単元以上(1人1口)の当選が保証されています。1人あたりの上限は2,000口ですが、28万口以上の申し込み分は抽選でランダムに配分されます。

出典:Coincheck

また、5月29日(水)からは、コインチェック株式会社が提供するCoincheck INOにて、つるはしNFTの購入申し込みが開始されます。Coincheck IEOに参加したユーザーには、Coincheck INOの先着購入枠が付与されるため、つるはしNFTの保有を検討するユーザーも必然的にIEOに参加することになるでしょう。

Brilliantcryptoに対する高い前評判とCoincheckの201万口座という現在のユーザー基盤を考慮すると、PLTやFNCTが達成した20倍近くの申し込み倍率を達成するのに十分な条件が整っています。

「BRIL」IEOへの参加コストは1口=5,400円(1口あたり250 BRIL、21.6円/BRIL)です。最低単元の5,400円の用意のみで、このような投資機会にアクセスできます。

IEOの抽選に参加するためには、コインチェックの口座開設が必要です。BrilliantcryptoへのIEO投資を検討されている方は、早めにKYC(身分確認)を行い口座開設を済ませておきましょう。

〈抽選申し込み期間は、6月10日12:00まで。クイック入金(ペイジー決済)対応:ネットバンキング(PC、スマホ)・ATMから即時反映〉

ポジティブ要因③:明確なロードマップ、プロダクトローンチが目前

株式会社Brilliantcryptoは、2024年6月17日にPC版ブロックチェーンゲームのプレリリースを予定しています。このリリースに先立ち、国内外で複数回にわたるクローズドβテストを実施済みで、ゲームの質について高い評価を得ています。

今後、世界中の取引所でBRILをリスティングし、Brilliantcryptoの認知を広め、宝石の価値を世界中に広げていくことでBRILの価値向上を目指すとしています。

Proof of Gamingの可能性

Brilliantcryptoは、ビットコインの合意形成アルゴリズムではるProof of Work(PoW)に着想を得た「Proof of Gaming」を中心に据える野心的なプロジェクトです。その初期のゲーム内容は、ユーザーが採掘者となり、宝石やトークンを獲得するために鉱山を採掘するものです。

このゲームでは、炭鉱での採掘という作業リソースを資産価値の裏付けとし、宝石の供給量が厳密に制限され、それが価値の源泉となるように設計されています。

ユーザーはゲーム内マーケットでつるはしNFTを購入し、探知機などを使用しながら採掘を進めます。あるいは、スカラー制度を利用して、採掘作業を委託できます。採掘に応じてトークンや宝石NFTを入手でき、これらの宝石NFTは利用や売買が可能です。

出典:Brilliantcrypto

スカラーとは

つるはしを所持しているユーザーがつるはしを貸し出すことによりその他のユーザーに採掘を依頼することができます。採掘で出た宝石は貸主のものになり、獲得した輝石から得たトークンの一部が借主のものになります。

BRILトークンのユーティリティ

BRILは「Brilliantcrypto」内でゲームプレイに必要なつるはし(NFT)の購入やゲーム内で取引可能な宝石(NFT)の購入を初め、つるはしの回復やレベルアップなどに使用されます。また、ゲームプレイにおける鉱山での採掘によりBRILを獲得することもできます。

つるはしNFTは採掘スピードや運といったパラメーターを高めるため、ゲーム内で重要な役割を果たします。採掘によって獲得できるデジタル世界の宝石NFTは、ダイヤモンド、レッドスピネル、アクアマリンの3種類があり、カラットやクオリティ等によって希少性が変わります

ゲームは3つのフェーズに分けて進化する

出典:Brilliantcrypto

BRILの価値向上において重要な点は、Brilliantcryptoのゲームコンセプトが段階的に拡充されることです。

  • Phase 1:原石の採掘
    つるはしNFTを使用したゲームプレイ
  • Phase 2:宝石カッティング工房のオープン
    宝石をNFTジュエリーに加工できる機能の追加
  • Phase 3:メタバースへのコンバート開始
    NFTジュエリーをメタバース内で使用可能にする

最終的に、Brilliantcryptoはインターネット上に構築された仮想空間であるメタバースに経済圏を創出しようとしています。Proof of Gamingに裏打ちされたデジタル宝石の価値が、ゲーム内だけでなく、ゲーム外の多様なメタバースに宝石を持ち込むことができ、装飾品や結婚指輪などとしての需要が生まれます。

コロプラは、韓国ロッテグループ発のハイクオリティメタバース「CALIVERSE」を開発するCALIVERSE社とメタバース経済圏共同創出に向けた基本合意書(MOU)を締結
 出典:Brilliant crypto 公式Youtube

宝石の利用や売買が活発になるほど、価値ある宝石を求めてさらに多くの人々がゲームをプレイするようになります。このサイクルの繰り返しによって、「Proof of Gaming」を中心とするエコシステムが強化されていくという明確なビジョンがあります。

〈抽選申し込み期間は、6月10日12:00まで。クイック入金(ペイジー決済)対応:ネットバンキング(PC、スマホ)・ATMから即時反映〉

BRIL・IEOのリスク要素

BRILの販売価格は21.6円で、発行総数10億枚を基にした時価総額は216億円となります。IEO時点でのこの価格水準は、他のプロジェクトであるPLTやFNCTと比較して高いことに留意する必要があります。

開示された情報によれば、IEO実施前の市場動向を総合的に考慮して販売価格が決定されたとのことです。プロジェクトのMVP(最低限必要な機能を持つ製品)やテスト段階でのエコシステム形成などの進捗状況が価格に反映されている可能性があります。

さらに、マーケティングや事業推進のために、ブロックチェーンゲームの利用者や事業のパートナーに対してBRILが付与される可能性も示されています。この付与は上限200,000,000枚(総発行枚数の20.0%)とされており、将来的な売り圧力につながる要素として注意が必要です。

暗号資産の価格に影響を与える要因として、「BRILの価格はそれを利用するゲームにも依存するため、そのゲームが破綻した場合、利用者の減少および価値の下落につながる可能性があります」と記されています。しかし、BRILはオープンソースのパブリックブロックチェーンPolygon上に発行されるトークンであるため、対象プロジェクトが破綻した場合でもトークン自体はチェーン上に残り続けるため、価値が完全に消失する可能性は低いと記載されています。

IEO参加方法:抽選申し込みは6月10日まで

BRILを発行する企業は、ゲーム開発の大手上場企業コロプラの100%子会社です。BRILの供給は厳格に制限されており、需給面でのバランスが取れています。また、明確なロードマップがあり、プロダクトはスタート段階にあります。これらの理由から、BRILには強気の見方があります。

IEO投資を検討される場合、抽選参加の申し込み期間は5月27日(月)12:00に開始され、6月10日(月)12:00まで継続します。

出典:Coincheck

IEOの様子見をしたい方は、抽選申し込みをせず、上場後のセカンダリーマーケット(Coincheck取引所)でのBRILの売買を視野に入れることもできます。6月17日(月)にはCoincheck取引所でのBRILの取引開始が予定されており、同日にはPC版のゲームリリースも予定されています。

IEOの抽選参加にも、Coincheck取引所の利用にも、口座開設が必須となります。

〈抽選申し込み期間は、6月10日12:00まで。クイック入金(ペイジー決済)対応:ネットバンキング(PC、スマホ)・ATMから即時反映〉

5/27更新:申し込み総額が調達目標を突破、応募は継続中

2024年5月27日より抽選申し込みを開始したブリリアンクリプトトークン(BRIL)は、申し込み総額が受付開始からわずか13分で調達目標金額の15億1200万円を突破しました。これにより、国内で実施されたIEOにおいて過去最大の調達金額を記録しました。

ブリリアンクリプトトークン(BRIL)は、コインチェックのIEOプラットフォームである「Coincheck IEO」において、2024年6月10日まで抽選申し込みを受け付けています。

さらに、2024年5月29日18:00からは、ブリリアンクリプト「つるはしNFT」のINO(Initial NFT Offering)の応募が開始されます。

  • ⛏️つるはしNFT情報①⛏️
  • つるはしを所有すると、鉱山を自分のものにできる。また、1つの鉱山に最大6つのつるはしを割り当て、スカラーに貸し出して宝石を探してもらうこともできる。

  • ⛏️つるはしNFT情報②⛏️
  • 確保した鉱山にある5つの宝石をすべて見つけると、次の鉱山を確保することができる。つまり、他の人より早く採掘すれば、より多くの鉱山を手に入れることができる。

  • ⛏️つるはしNFT情報③⛏️
  • BrilliantCryptoにはつるはしのレンタルシステムがあり、分配率を設定し、スカラーが掘った宝石からBRILを受け取ることができる。オーナーは採掘された宝石を受け取るため、たくさんのつるはしを持っていると、自分で掘らなくても宝石を手に入れることができる。

合計販売数量:500個。申し込み終了日:2024年6月10日12:00。後日行われる販売は先着順となります。販売数量に達した場合は購入できません。BRILのIEO申し込み者には、INOの先着購入枠が付与されます。

〈抽選申し込み期間は、6月10日12:00まで。クイック入金(ペイジー決済)対応:ネットバンキング(PC、スマホ)・ATMから即時反映〉

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