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NACで得られる「宿泊権」を先行体験!NOT A HOTEL利用レポート|CoinPost

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2024年10月31日に暗号資産交換業者GMOコインでのIEO申込受付を開始したNOT A HOTEL COIN(NAC)。12月13日の上場と共に発足するNOT A HOTEL DAOプロジェクトへの関心が急速に高まっています。

関連:「NOT A HOTEL COIN(NAC)」IEO申込開始へ 注目される理由と長期保有のメリットは?

そんな中、栃木県那須塩原にある「NOT A HOTEL NASU」と宮崎県青島にある「NOT A HOTEL AOSHIMA」に宿泊してきたCoinPost取材班が、一泊数十万円はくだらないという極上の宿泊・利用体験をレポートします。

NOT A HOTEL NASU編

那須の豊かな自然に囲まれた場所に佇むNOT A HOTEL NASU。

今回CoinPost取材班は、NOT A HOTEL DAOのインタビュー企画を通じて、テラスを含め実に500㎡を超えるという象徴的な『MASTERPIECE』へ宿泊する機会に恵まれた。

その入り口は、那須の森の中に佇む一棟貸切型ヴィラを特徴づける、温かみのあるオレンジ色の壁面に覆われていた。一見すると錆びた箇所があるようにも映るが、そうではない。意図的に選ばれた耐候性鋼材”コールテン鋼”の性質である。

赤褐色の外観は、モダンアートの展示作品のような美しき存在感を放っていた。

NOT A HOTELの担当者からは「コールテン鋼は時間の経過とともに見え方が変わる。”経年劣化”ではなく、建築物として意図された”経年変化”」だと教わった。

このように、雨風などの自然の影響や時の変化を受け入れ、むしろそれを価値として捉えるという姿勢は、日本の侘び寂びの美意識とも通ずるものがある。

そんなNOT A HOTEL NASU MASTERPIECEの玄関からすぐにある書斎には、細長い廊下の先に額縁のように切り取られた那須の風景が広がる。洗練された暗と明のコントラストを目の当たりにし、気づけば夢中でシャッターボタンを押していた。

最奥に待つ一人がけの空間では、眼前に広がる那須の景色を独り占めにしながら思考に耽ることができる。デスクライトの柔らかな明かりは、読書や思索のための最適な明るさを提供してくれる。この場所で仕事していれば、きっと思い掛けないアイデアも浮かぶことだろう。

1階のリビングエリアに向かおうとすると、思わず感嘆の声が漏れる。そこには6メートルもの天井高を誇る大空間が広がっていたからだ。

階段上部の2階からの眺めは、ギャラリーのような視点で空間全体を見渡すことができ、建築家が意匠を凝らした建築美を堪能できる特等席となっている。NOT A HOTELは、世界的な建築家やクリエイターとのコラボレーションによって多様な建築プロジェクトを手がけているという。

ひとつの“作品”とも言えるリビングの中心には、存在感のある暖炉を配置。炎の揺らめきは、余分なモノを置かずに洗練されたミニマルかつモダンな空間に生命力と温かみをもたらす。

先日掲載したCoinPostインタビューでは、このリビングルームの一角が舞台となった。

この特別な場所は、NOT A HOTELならではの建築美とデザイン哲学を端的に表現できる空間であると同時に、暖炉の温かみが対話を自然に促す効果をもたらす。インタビュイーである岡本氏の表情を優しく照らす暖炉の灯りは、まるで映画のワンシーンのような印象を生み出していた。

関連:NOT A HOTEL DAO始動、Web3戦略の信念と展望を語る|事業責任者&コミュニティマネージャーインタビュー

奥のダイニングキッチンに足を踏み入れると、ペット型ロボット「LOVOT(らぼっと)」が出迎えてくれた。

Tシャツとニット帽を愛らしく着こなした小さなロボットで、ピクサー映画に出てきそうなデザインだ。目が合うと可愛い鳴き声を発しながら近寄ってきて、頭を撫でるとリラックスした表情で瞼を閉じたり手をパタパタ動かしたり、大きな瞳で見つめ返してくる。

人懐っこい性格に私たちはすぐ虜になった。NOT A HOTEL DAOの説明会でも来場者に人気だった理由が伺える。

ほどほどにLOVOTと戯れた後リビングルームに戻り、専用のタブレットからカーテンレールを開けば、開放感あふれる大きな窓をスライドして広々としたテラスへと出ることができた。

空間の先には、那須の緑豊かな風景を切り取るようにプールが設置されていた。

水面は鏡のように周囲の景色を映し込み、建築と自然の境界を曖昧にする。プールサイドに配されたデイベッドは、まるで水面に浮いているかのような錯覚を起こす。

掘り下げられたラウンジエリアでは、家族や友人や恋人と昼間から景色を眺めながら談笑したり、夜は満天の星空の下でデートやパーティーを楽しむことができそうだ。

高価なアルコール類やワインセラーの充実度も目を見張るものがある。

リビング・ダイニングエリアの奥側へと進むと、バスルームに辿り着く。

浴室にはいると、通常のシャワーの他に、大型の埋め込み式レインシャワーが用意されていた。天井から均一に降り注ぐ水流は、上質なリラックスタイムを約束してくれる。

那須の恵みである温泉は、専用タブレットで温度調整するまでもなく絶妙な湯加減だった。

窓を開ければ奥側の露天風呂にも移動することが出来、ぼんやりと木々の揺らぎを眺めながら温泉に身を委ねれば、体の芯まで優しく温めてくれる。日頃の疲れが、じんわりと溶けていくのを感じる。

露天風呂からは、サウナルームやテラスに直結するルートも用意されていた。

都会の喧騒から離れた那須の大自然の中で、まさかここまで本格的なフィンランド式サウナを体験できるとは。

伝統的なロウリュスタイルを採用しており、アロマオイルをまぜた水を石に注ぎ、蒸気と共に立ち上る香りは心身をリラックスさせる。アロマの香りと共に、心地よい温かさに包まれる感覚を味わうことができた。随所にこだわりを見せるサウナルームは、「創業者らのサウナ好きが講じて」という説明にも頷ける。

隣接した水風呂は適度な冷たさを保っており、サウナとの温度差による血行促進効果を最大限に引き出す。このような”ととのい”のプロセスを、山奥の高原や木々に囲まれた静寂の中で味わえることは、NOT A HOTEL NASUならではの贅沢な体験と言えそうだ。

さらに、その隣の外気浴スペースには木製のデイベッドが用意されており、温泉やサウナ上がりの火照った身体を預ければ、那須の清々しい空気と共に心地よい温度差を楽しむことができる。

艶のある黒い丸型のサイドテーブルなど、くつろぎの時間をより上質なものにする工夫が施されており、スタイリッシュでありながら実用性も兼ね備えた家具のセレクトは、施設全体のコンセプトとも見事に調和していた。

温泉上がりに大判のタオルで身体を拭いて、ふと洗面台に目をやると、マットブラックのDysonスーパーソニックが視界に入ってきた。

それ自体がインテリアとして機能するなど、通常のホテルではなかなか体験できないハイエンドな設備の数々。機能性だけでなくデザイン性も兼ね備えている。

温泉やサウナで”整った”その後は、上質なバスローブに身を包み、静寂に満ちた夜のリビングルームに佇んでみる。

間接照明が壁面に投げかける温かな光は、まるで夕暮れの余韻のように空間を優しく包み込んでいる。寛ぎのひとときに、このような贅沢な空間体験ができることも、NOT A HOTELならではの貴重な体験価値と言えそうだ。

寝心地に優れたベッドでゆっくり休んだ翌朝は、爽やかな陽光と小鳥のさえずりと共に目覚め、部屋に設置されたスピーカーと自身のスマートフォンをBluetoothでつなぎ、好きな音楽を流しながら仕事をこなす。

言うまでもなく高性能な音響設備によって、ダイナミックな重低音もクラシックの繊細な旋律も、いずれも優れた音質で空間全体に響き渡る。

チェックアウトの時間が迫ってきた頃には、ベッドルームに設けられた大きな窓から望むパノラマビューのそばに椅子を置いて腰かけ、那須高原の雄大な自然をしばらく眺めていた。

まさに自然と建築美が織りなす空間で過ごす、贅沢なひとときだった。

NOT A HOTEL AOSHIMA編

続いて訪れることになったのは、宮崎県青島の「NOT A HOTEL AOSHIMA」。

宮崎県はNOT A HOTEL創業者の濵渦CEOの出身地であり、NOT A HOTEL AOSHIMAは2022年10月に完成したNOT A HOTELの”ファーストプレイス”として知られる人気スポットである。

11月上旬に羽田空港から向かったCoinPost取材班は、海沿いの場所に赴くということもありマフラーなどの防寒具を用意してきたのだが、いざ辿り着いてみると少し汗ばむほどの気温に正直驚いた。

宮崎の温暖な気候の立役者は、太平洋を北上する黒潮の存在だという。この暖流が年間を通じて宮崎の気候を穏やかに保っており、コンディション調整にも最適だとして例年2月頃にはプロ野球選手などの春季キャンプ地としても選ばれているそうだ。

宮崎空港からタクシーを走らせ、15分足らず。海沿いの敷地に姿を現したNOT A HOTEL AOSHIMAは約750坪もの敷地を誇る。海に面した施設の入り口付近には、大きな窓から南国リゾートを思わせるヤシの木の景色が広がる「レストランLDK(エルディーケー)」が存在感を放っていた。

NOT A HOTEL利用者以外の地元の人や観光客も利用できる施設だといい、最初に訪れた日はほぼ満席だった。私たちは、さっそく宮崎の特産品であるパイナップルジュースや青島をモチーフにしたブルーのトロピカルジュース、チーズケーキなどを美味しくいただくことに。

LDKでは、青島の海を一望できる“ルーフトップBBQ”プランなど、特別な日に向けたパーティプランを予約することもできるという。

LDKに隣接するバーベキューエリアは、洗練されたグランピング施設のよう。

白いテント型の屋根が特徴的で、周囲には南国風の植栽が施され、プライバシーにも配慮された造りだった。

脇道に歩を進めると、ヤシの木々に囲まれた優美な曲線を描く円形プールが現れた。まるで海外のリゾートを思わせる光景だ。

段差のついたプールサイドには、シックなデイベッドが並び、海を眺めながらのんびりと過ごせる贅沢なロケーション。木のチェアも、ナチュラルな雰囲気作りに一役買っている。

このような景色を堪能しながら、今回の目的地であるNOT A HOTEL AOSHIMAの『GARDEN』と『SURF』へと向かう。今回私たちは、SURFとGARDENをコネクティング(部屋同士の動線接続)して宿泊させていただいた。

チェックイン時に案内された建物は、シンプルかつモダンな白壁の外観が印象的だった。

到着後すぐに、NOT A HOTELアプリにあらかじめ送られてきた「デジタルキー」を利用してスマートフォンから部屋の解錠を行う。スムーズなチェックインが可能で、従来型ホテルのようなフロントでの手続きは必要ない。

部屋に入ってまず目を奪われたのは、プライベートプール付きのリビングだ。

海やプールの青、南国のリゾート地を彷彿とさせる緑の樹木が美しいコントラストを生み出している。室内からプールサイドまでがシームレスにつながり、大きな窓から差し込む光と室内の温かみのある照明が、心地よい空間を演出していた。

昼は明るい光の下でプールや宮崎の海を眺めながらゆったりと過ごし、夜はライトアップされた幻想的な雰囲気の中で、特別な時間を過ごすことができる。ソファやラウンジチェア、籐編みの椅子など、くつろぎを重視した家具が随所に配置されている。

旅の疲れを癒すためSURFの浴室に向かうと、黒を基調とした内装に、ヒノキの縁取りが温かみを添えていた。

照明を落とした空間で、ただ水音を聴きながら湯船に浸かる。

NOT A HOTEL NASUでも満喫したサウナと水風呂を行き来する際も、誰にも気兼ねすることなく自分だけの「ととのい」を追求できる。サウナでじっくり汗を流し、水風呂でクールダウン。この贅沢な時間の使い方は、仕事や旅の疲れを癒やすのに最高の処方箋だった。

GARDENリビングの壁面に設置された大型テレビには、タブレットで直感的に操作できるスマートな配信システムが完備されている。YouTubeでログインすればマイページにも接続可能だ。両サイドに設置されたスピーカーからは映画館さながらの臨場感のある音響が広がり、まるでプライベートシアターのような没入感を味わえる。

お風呂から上がった後には、リビングのソファーに腰掛け、好きな音楽を聴いたり映画を鑑賞する。そんな優雅な時間の過ごし方を堪能しつつ、ふかふかのベッドで眠りについた。

翌朝は設備の整ったキッチン&ダイニングで、挽きたてのコーヒーを淹れるところから一日が始まる。

NASU編でも感じたが、良質の豆を使っているのもあり、NOT A HOTELのコーヒーは格別に美味い。

一服した後は、開放感あふれるテラスへと再び移動。プールサイドに置かれたラウンジチェアは、読書や休憩にぴったり。部屋着として用意された青いリゾートウェアも、この空間に溶け込むようにデザインされていた。

唯一の心残りは、取材当日の天気が少し曇っていた点であるが、プールの奥手に視線を向けるとサーフィンの人気エリアとしても名高い青島の海と砂浜が広がっており、さざ波の音が心地良い。いつまでもその景観に見飽きることはないだろう。

こうして都会の喧騒から離れたスローライフを満喫している内に、やがてチェックアウトの時間を迎え、私たちは名残惜しくもNOT A HOTEL AOSHIMAを後にしたのだった。

あとがき

実際に宿泊して感動を覚えたのは、大自然と調和したラグジュアリーな施設の外観・内観だけに留まらない。

最新のスマートホームテクノロジーを搭載するNOT A HOTELでは、専用タブレットを通じて、空間の快適性を完全にカスタマイズすることができるのだ。これは、単なる利便性以上の、まぎれもなく新しい宿泊体験を提供している。

CoinPostのインタビューに応じてくれた大久保CTO(最高技術責任者)が、「細部までこだわり抜いた」という、最新テクノロジーの活用にも着目したい。

たとえば、照明や温度管理などの設備は、専用アプリを通じてスマートフォンで簡単に操作が可能。従来のホテルにありがちな複雑な操作もなく、直感的に室内環境をカスタマイズできる。

タブレット1つで、サウナの温度を好みの設定に調整可能となるなど、サウナ体験までもがスマート化されている。

90〜100℃の本格サウナから初心者向けのマイルドな温度まで、その日の体調や気分に合わせて細かな温度管理ができる。浴室の温度や床下暖房も同様に、直感的な操作で調整が可能だ。たとえば、サウナ後の外気浴から室内に戻る前に、タブレットで床暖房をオンにしておけば、心地よい温かさが迎えてくれる。

キッチン横の備え付けの冷蔵庫には、シャンパンやワインがスタンバイ。ソフトドリンクやスナック類も適度に用意されていて、まるで自宅のような気軽さでパーティーを楽しめる。

滞在中に利用した商品代は、NOT A HOTELチェックアウト後にスマートフォンのApple Payで簡単に決済することができた。“自宅にも別荘にもホテルにもなる”住空間サービスというコンセプトがここにも活きている。

関連:NOT A HOTEL DAO始動、Web3戦略の信念と展望を語る|事業責任者&コミュニティマネージャーインタビュー

NACで宿泊権を得る方法

CoinPostが今回レポートしたNOT A HOTEL NASU『MASTERPIECE』、NOT A HOTEL AOSHIMA『SURF』『GARDEN』を含む宿泊権は、暗号資産取引所「GMOコイン」のIEOで購入したNOT A HOTEL COIN(NAC)をレンディングすることで選ぶことができます。(※ NOT A HOTEL DAOが保有する物件や泊数の在庫状況により、申込数に限りがあります)

*レンディングに必要なNAC量や、対象施設は適宜見直されます

新たな仕組みである「NOT A HOTEL DAO」では、NOT A HOTELの利用をより身近に、より多くの方に提供するための仕組みを実現します。

NAC IEOを通じて調達した資金をもとに購入したNOT A HOTELの所有権はNOT A HOTEL DAO株式会社が所有しますが、ユーザーは1日宿泊権などの利用権を保有することができます。

また、スマートフォンで利用可能なアプリケーションからNACをレンディング(貸し出し)することで、条件を満たせば全国各地にあるNOT A HOTELの施設を実際に利用することができます。保有する資産の状況は、専用アプリでいつでも確認することが可能です。

宿泊権を得るために必要なNAC保有数を預ける必要はありますが、預けたNACは1年後に戻ってくるので、NACの保有量は変わりません。

NACへの投資を検討している、あるいは1度でも良いからNOT A HOTELに宿泊してみたいという方は、ぜひCoinPostの特集記事を参考にしてみて下さい。

関連:「NOT A HOTEL COIN(NAC)」IEO申込開始へ 注目される理由と長期保有のメリットは?

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関連:NOT A HOTEL COIN(NAC)の買い方、GMOコインのIEO参加方法

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