はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

アバランチ、テストネットで大型アップグレード「Avalanche9000」立ち上げ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

チェーンの導入コスト大幅削減

暗号資産(仮想通貨)アバランチ(AVAX)は25日、テストネットで大型アップグレード「Avalanche9000」を立ち上げた。開発者への助成金プログラムも開始している。

「Avalanche9000」は、チェーンの導入コストを99.9%削減し、カスタマイズを簡素化するなど、レイヤー1(L1)の起動をより経済効率よく実現できるようにするものだ。

アバランチのレイヤー1バリデーターの運用をより柔軟にする改善提案ACP-77や、アバランチのネットワーク基本料金を96%削減することを目指すACP-125を含む「Etnaアップグレード」などが実装された。

各レイヤー1チェーンが相互に通信できるようになる「インターチェーン・メッセージング(ICM)」も導入している。

さらに、アップグレードと並行して助成金プログラム「Retro9000」も開発者コミュニティに正式に提供開始した。

これは、特に「Avalanche9000」のテストネットでレイヤー1ブロックチェーンや、それと関連する開発ツールを構築する者に合計で最大4,000万ドル(約62億円)を遡及的に支給するプログラムだ。

関連仮想通貨アバランチ、58億円相当の助成金プログラム「Retro9000」を開始

アバランチ財団のCEO兼エグゼクティブ・ディレクターであるアイトゥンチ・ユルディズリ氏は、次のようにコメントしている。

Etnaアップグレードと助成金プログラム「Retro9000」は、アバランチのビジョンの実現に向けた長年の取り組みの集大成だ。

アバランチは、高性能でスケーラブルなブロックチェーンテクノロジーを基盤とする、互いに接続された相互運用可能なネットワークを目指している。

さらに、アバランチの技術は、企業がアバランチのチェーン上で、それぞれのレイヤー1ブロックチェーンを作成し、完全な相互運用性・チェーン間トークン転送・1秒未満のトランザクションなどを享受できるようにすることも可能にすると続けた。

関連アバランチ(AVAX)の買い方と企業採用事例|サブネットの活用方法を解説

500超のL1プロジェクト

アバランチのテストネットとメインネットでは、すでに500を超えるレイヤー1プロジェクトが開発されているところだ。

例えば、取引量の多いものには、NFT(非代替性トークン)を取り入れたバトルロイヤルゲーム「Off The Grid」や大人数参加型ロールプレイングゲーム「DeFi Kingdoms」などが挙げられる。

その他にも、中小企業向けの支払いソリューションや組織的なリサーチなど様々な分野でプロジェクトが立ち上げられている。インターチェーン・メッセージング(ICM)を使用すると、開発者はレイヤー1プロジェクトを横断する分散型アプリケーション(dApps)を作成することも可能だ。

関連アバランチ基盤のWeb3ゲーム「Off The Grid」、Epicストアで一位に

CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/28 木曜日
16:32
米政府によるトルネード・キャッシュへの制裁、米連邦控訴裁判所が地裁判決覆す
米第5巡回控訴裁判所は、米財務省の外国資産管理局が暗号仮想通貨ミキシングサービス「Tornado Cash(トルネード・キャッシュ)」へ科した制裁は違法であるとして、昨年8月の連邦地裁の判決を覆した。
13:50
「ビットコインバブル」をどう見るか クリプトアナリストが解説|WebX STUDIO
11月28日の仮想通貨朝ニュースでは、話題の「ビットコインバブル」について、CoinPost代表の各務氏と仮想NISHIが解説。企業の投資動向や各国の法整備状況など、現在の市場環境を様々な角度から考察します。
13:25
イーロン・マスク率いるDOGE省、株式市場に影響か 防衛・IT企業に迫る不透明感
イーロン・マスク氏とビベック・ラマスワミー氏が率いるD.O.G.E(政府効率化局)が、米国の株式市場および仮想通貨相場に大きな影響を及ぼす可能性がある。
12:24
イーサリアム反発、ビットコインのパフォーマンスを上回る
暗号資産(仮想通貨)市場ではコインマーケットキャップ時価総額上位の主要アルトコインで、イーサリアム(ETH)が前日比+8.1%とビットコイン(BTC)の+3.7%をアウトパフォームした。大口投資家(クジラ)の動向では流入量は714,430ETHと4週間で最高を記録している。
11:30
2024年のレイヤー1系仮想通貨上昇率ランキング Mantraが7000%以上上昇=CoinGecko
CoinGeckoが2024年レイヤー1ブロックチェーンの上昇率ランキングを発表。Mantra、AIOZ、SUIが3位までにランクインしている。
10:45
「進撃の巨人」初のメタバース進出、The Sandboxでゲーム始動
人気漫画・アニメ「進撃の巨人」が、仮想通貨イーサリアム上のメタバースゲーム「The Sandbox」に新たなゲーム「Attack on Titan: Invasion」として登場した。
10:00
自民党デジタル社会推進本部、web3担当を新設
自民党デジタル社会推進本部にweb3担当のポジションを置くことを平デジタル相が明かした。このポジションには、web3PTの事務局長を務めた塩崎議員が就く予定である。
09:30
トランプ新政権のSEC委員長、ポール・アトキンス氏が有力候補か
米国トランプ次期政権のSEC委員長候補として仮想通貨に前向きなポール・アトキンス氏が最有力と伝えられる。CFTC委員長も検討が行われているところだ。
08:15
「SECはリップル社への提訴を取り下げる可能性」元CFTC委員長
米CFTCの元委員長のクリス・ジャンカルロ氏は、SECはリップル社への提訴を取り下げるだろうとの見方を示した。同氏は、次期トランプ政権下の仮想通貨政策に特化したポジションに関心を示している。
07:45
ビットワイズ、ビットコイン・ソラナ・XRP含む指数ETFを申請
米仮想通貨資産運用会社Bitwise(ビットワイズ)は27日、「Bitwise 10 Crypto Index Fund」のETF化についてSECへ申請書を提出した。
06:40
ビットコイン相場、14万ドルまで上昇の余地は? Cryptoquantがオンチェーン分析
仮想通貨ビットコインの価格が91,000ドルまでに調整されているにもかかわらず、様々な評価指標は、ビットコイン相場が依然としてサイクルの最終局面に至っていないとしている。
06:15
リップル社、ビットワイズのXRP上場投資商品へ投資
米仮想通貨資産運用会社ビットワイズは欧州向けXRP上場投資商品(ETP)を改称し、リップル社が当該製品へ投資したことを発表した。
05:55
米上場企業SOSリミテッド、最大75億円相当のビットコインを購入へ
米NYSE上場のSOSリミテッドは2024年11月27日、最大5000万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入計画を発表した。
11/27 水曜日
17:02
Oasys、ゲーマー向けNFTマーケット『Bazaar』を公開
Oasysは、RaribleXと提携することによって新しいNFTマーケットプレイス「Bazaar」開設します。ゲーム特化型ブロックチェーンのエコシステム拡大を目指し、マルチチェーン対応のRarible APIを活用して、セキュアで信頼性の高いNFT取引環境を実現します。
16:10
Japan Open ChainのIEO 先行販売で申込超過、先着枠なお受付中
Japan Open Chain(JOC)のIEO先行販売が初日で募集予定を大幅超過し、着金率80%を達成。ソニーグループ等14社がバリデータとして参画する日本発のパブリックチェーンの15億円規模のIEOの進捗状況と募集概要を解説。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧